うみっくす

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8年間、子供のアトピーで苦しんだ我が家のお話をします

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うちのお嬢さんは、ひどいアトピーだった。
今は、ちょっとアトピー肌だねって感じで落ち着いています。
でも、肌が強い私から見たら、昔に比べてましになったとはいえ、肘の内側や胸元の発疹をボリボリと掻いている姿は、やっぱり痛々しい・・・

娘のアトピーは一生ひどいままなのかもしれない。と暗闇の中にいた日もありました。今、そういう人がいたら、我が家の娘ちゃんのアトピーの歴史は参考になるかもしれません。 そういうわけで、今日は、娘のアトピーとつきあった8年間のお話をします。

 

こんな人に読んでほしい

・子供のアトピーに悩んでいる方

・子供のアトピーにどう接していいかわからない方

※本日の記事は、大変長い記事になっています。お時間に余裕がある時にお読み下さい

 

生まれた初めての夏に発疹が出る

生まれて始めての夏、娘の首に湿疹ができたのが娘のはじめての肌トラブルだったと思う。
生まれてから、1~2年間、何度も肌トラブルがあったけど、その度に、病院で「あせもです」「乳児湿疹です」と病名がついていたので、アトピーだとは思いもしなかった。

近所の病院でもらう軟膏は、塗っていると湿疹症状が治まるんだけど、塗らないと再発するといういたちごっこで、途方にくれた私が電車で1時間以上かけて向かったのが「守口敬仁会病院」だった。

この病院は、アトピー治療にステロイドを使わないことで関西では有名で、主人の姉が薦めてくれた病院だった。 この病院で、初めて「アレルギー体質」という診断がされた。
この病院で処方された「亜鉛華軟膏」を塗ると(※他にも飲み薬や塗り薬が処方されたと思う)、あれよあれよと言う間に娘の肌荒れが軽減されていき、幼稚園入園の頃には、すっかり肌荒れも治ってた。 「守口敬仁会病院」には、3度ほど、薬をもらいに通った記憶がある。

しかし、この時点では、まだ「アトピー」という病名はついていなかった。

 

幼稚園に入園した年の夏に再び肌トラブル。

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ある日、幼稚園から帰ってきた娘の太ももに、蚊にさされたような凸凹した盛り上がりができていた。
翌朝には凸凹は消えていて、夏ということもあり、幼稚園で虫に刺されたのかな?くらいにしか思っていなかったんだけど、毎日のように刺されて帰ってくる。
さすがに、なんかおかしいな?と思って、後日、お友達ママにそのことを話しのネタにふってみると「それ、蕁麻疹じゃない?」っという返答が・・・
肌トラブルがない人生を送ってきた私は、蕁麻疹を見るのも初めてで、それが蕁麻疹であることがわからなかったのだ。
それを皮切りに、「とびひ」になって全身包帯だらけになったりと、ひたすら肌トラブルと戦う日々が再び始まった。 この「とびひ」の時にステロイドデビューをした。

もう、この頃には、診断結果も「アレルギー体質です」から、「アトピーですね」に変わっていた。
夜中に、娘がボリボリとかく音で目が覚めることもしょっちゅうだった。
同じような肌トラブルの多い子供は、たくさんいて、どのお母さんも「一番つらいのは痒い本人だから」と子供に一生懸命寄り添っている。
しかし、娘ちゃんの幼稚園入園と共にパート勤めを開始していた私には、体力的にも心にも余裕がない状態で、その夜中のボリボリ音で目が覚めるのが苦痛で仕方なかった。

娘が掻く音は、真夜中の部屋の中に大きく響く。だから、痒くてつらいであろう子供に「絶対に掻かないで」という無理難題を言い聞かせていた。
あまりに私が「掻かないよう」うるさく言っていたせいだろう・・・

ついに、娘ちゃんは、痒い時はこっそり自分の部屋に行って掻くようになってしまった。これには、私も反省し、娘に謝った。

しかし、今度はストレスがたまりイライラは募るばかりだった。

病院に行くと、先生が「小学生になったら、みんなマシになりますから。」と言うので、その言葉を信じ、時間が解決するのを待つばかりだった。

そして、お医者様のその言葉はウソではなく、幼稚園が卒業間近にもなると、入園の頃、娘ちゃんと同じような肌トラブルで病院通いしていた子の殆どが、薬を塗らなくていいほど症状が軽減していた。
しかし、悲しいことに娘ちゃんの、症状は一層ひどくなるばかりだった。
中には、「小学校に入ってからひどくなるようですと、一生、アトピーで悩むことになるかもしれない」というお医者様もいて、不安で仕方なかった。

 

アトピーの原因はなんなのかと悩む日々

食事療法や、ほこりアレルギーがあるから日々の掃除を徹底したり、お高い空気清浄機を買ったりと世の中に散らばっている様々なアトピー軽減法を取り入れる日々・・・

アトピーの原因についてはいろいろ諸説があるけれど、「原因はストレスです」という先生も多くいた。
当時、お受験をさせるための準備をさせていた私は、娘のストレスの原因は「お受験勉強」にあるのではないかと本当に悩んだ。
だから、娘ちゃんにはお受験のための塾には通塾をさせなかった。
周りの子は、通塾ができるのに、うちの子は、ストレスに弱いから通えないんだ。と、これまた娘ちゃんの精神力の弱さに凹んだ。

しかし、お受験勉強から開放されても、アトピーは軽減されず、ひどくなる一方だったので、お受験がストレスでアトピーになっていたのではないと思う。

でも、この経験のおかげで、ようやく「お医者様が正しいとは限らない」と肩の力が抜けたんだよね・・・お医者様の言う「このままではこうなる」という言葉は、絶対に未来に起こりうることじゃないとようやくわかった。

掻きたいのなら、好きなだけ掻けばいいよ。と思えたのもこの頃だった気がする。

 

病院に行っても、根本的改善には結びつかないことにようやく気づく

「小学校に入ったら、マシになりますよ」というお医者さまの言葉を藁にもすがる思いで信じていたが、娘ちゃんの場合、アトピーで肌がボロボロ状態のピークは小学2年生のときにやってきた。

ピークのときには、肘の内側、手の甲から手の付け根にかけて、膝の裏側、胸鎖骨部分、口の下あたり、首、おしり、背中などの部分のかゆみに悩まされた。
症状がひどくなるのは季節の変わり目である1ヶ月~1ヶ月半ほどの間だったのが、ピーク時は季節を問わず、掻いている状態に・・・
小学校入学と共に、都会から田舎へと引っ越しをしたので、必然的に皮膚科が近所にない状態になり、都会まで1時間もかけ通う生活が2年間が続いたのだが、小学2年の終わりに、皮膚科に通っても根本的改善には結びつかないと気づき、ようやく皮膚科に通うことをやめれた。

 

皮膚科以外のアプローチ方法を探し出す

皮膚科通いをしても、娘のアトピーはひどくなる一方。私も娘ちゃんも疲れ切って皮膚科通いごとやめてしまった。
皮膚科通いをやめることで、私の負担は減ったが、もちろん、娘ちゃんの症状は悪いまま。

半年もすると、ようやく気持ちが前向きに復活し、今度は皮膚科じゃなく、もっと別のアプローチ方法がないのかと考え出した。

そして、いろいろ調べたところ、近所に本格的な鍼治療を行っている所が有ることを知った。

ホームページを見ると、保険が効かないので、べらぼうに診察代が高い・・・

しかし、娘が幼稚園の頃、なんちゃって鍼治療で失敗していた私は、試すだけ試してみようとこの病院で娘のアトピー改善のための鍼治療をスタートさせた。

 

娘ちゃんには本格鍼治療が合っていた

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その鍼治療院では、多くのお弟子さんがいらっしゃって、まず、お弟子さんが1時間以上もの問診をしてくれた。

生活習慣、血縁関係の病気歴、今まで塗ってきた薬も全部書かされた。

そして、その治療後、驚くことに、好転症状が出た後に、娘ちゃんのアトピーはすこぶる改善したのだ!!

皮膚科への来院歴が長いので、今までも、好転症状っぽい反応を見たことがあったけど、全然、別物・・・

もう、あまりのかゆみに娘ちゃんも眠れないほどの痒みで、肌はボロボロ状態になった。

この時は、週3日ペースで通っていたので、もう、先生の「好転症状です」の言葉に縋るしかなかったんだけど、1週間もすると、ひどいアトピー症状が、ちょっと痒い程度のアトピーへと変化していったのだ。

小学校に入ってから、症状が出始めた場所はきれいな状態になり、今でも、その部分にはアトピーが出ることはない。

最初、週に3日だったのが、週に2日になり、半年ほど通院した記憶がある。

ちなみに、本格的な鍼治療って何するの?って聞かれれば、子供の場合、鍼を刺したりなんてしない。治療は、先生が鍼をかざすだけというものの数秒で終わる・・・

治療の後、30分ほど、寝ていなければならないので、待ち時間と合わせると1時間半くらい拘束される。

けれど、治療は、ものの数秒・・・しかも、鍼をかざすだけ・・・

 

わかる・・・これを読んでいる人が「胡散臭い・・・」って思っている心の気持ちが聞こえる・・・。

目の前で見ていたわたしも、この上なく胡散臭いって思っていたもん。

けど、現に、娘ちゃんのアトピー症状は、グッと軽減したから、結果が全てなんだと思う。

 

あと、信用したのは、今までかかった数々の先生とは違い、子供の体質をいろいろ教えてくれたこともある。

その鍼治療院で、わたしは、「娘ちゃんは熱を体の中にためる体質なので、体調が悪いときなどは体の体温をあげる食べ物は避けたほうがいい」などの指導を初めてしてもらった。

そのおかげで、娘のアトピー症状が出た時は、体の体温を下げる食べ物を積極的に取らせることにしている。

症状が出れば、この病院に行けば一気に症状が楽になるんだけど、ここ2年は行っていない。まあ、ほんと、治療費が高いからね・・・軽い痒みなら市販薬で乗り切っている。

 

まとめ

自分が経験したがゆえに言えるんですけど、子供のアトピーって原因そのものがわからないし、子供も辛いけど、見ている親も不安だし辛いと思うんですよ。

特に、うちは、改善される兆しがなかったので、このままひどくなる一方だったらどうしよう。という不安がずっとありました。

ここまで私が迷走したのは、いい皮膚科との出会いがなかったのも大きい。

お友達のママなどは、生まれた時から、ずっと同じ皮膚科に何年も通い、小学校入学前には、かなり、マシになったという人がたくさんいます。もっと、早くに信頼できるお医者様と出逢えばよかったんですけど、それが叶わず、8年間迷走してしまいました。

ちなみに、我が家は、鍼治療をすることで一気に症状が改善したんですが、だからといって、鍼治療がいいよって記事ではありません。

たまたま、うちの娘ちゃんには、鍼治療が合っていただけのことだと思う。

あと、アトピーは完全治癒が難しい病気と言われています。我が家は、改善はしたものの、今でも、肘の内側、胸元には湿疹がよく出ます。

アトピーの症状が出た時に、どう対処するのが一番自分に合っているのか?って方法を自分で理解しておくことが大事なことだと思うんですね。

今、悩んでいる方がいたら、この記事子供のアトピーで悩んでいる方の心を少しでも軽くさせるものであったらいいなって思います。

信じていれば大丈夫!とは言えないけど、諦めなければ、きっと、子供にあった先生と診療方法と出会えると思います。

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